2020年3月アーカイブ
今年6月から施工される改正食品衛生法の施工規制には、「ねずみ及び昆虫対策」
として4項目が定められており、そのうち繁殖場所の排除・侵入防止では
次の対策を行うこととしています。
特に重要なのは「定期的な清掃」
什器下にゴミは溜まっていませんか?
飲食店では特に問題となるゴキブリ対策では、「定期的な清掃」(清掃管理)
が特に重要です。
調理台の下や床に散らばったゴミ(食品くずなど)は、ゴキブリにとって格好
の営巣場所やエサ場となります。また、棚上に積み重なった段ボールなどの
紙類、長い間使っていない食器類は、ゴキブリに好都合の潜状場所です。
こうした場所を放置しておくと、いくら殺虫剤を残布しても、隠れていたゴキブ
リが繁殖を繰り返し、駆除効果が上がりません。特に調理台などの什器下の
ゴミの除去はゴキブリ対策として大変重要です。什器下の清掃(ゴミのかき出
し)は、定期的に実施しましょう。「忙しくてできない」などの場合は、ゴキブ
リ駆除サービスと併せてダスキンがお手伝いします
衛生管理を着実に
HACCPに沿った衛生管理を進める
改正食品衛生法によるネズミ、害虫対策では、これまでの「1年に2回以上」の
駆除作業のほかに、総合的有害生物管理(IPM)の考えによる防除も可能とし
ています。
このIPMの考え方による防除は、ネズミや害虫の発生・生息場所、侵入経路
などの定期的な調査結果に基づき、様々な方法を組み合わせて実施します。
その中には、殺そ剤・殺虫剤での施工のほか定期的な清掃を含む環境改善
も含まれます。
環境改善はゴキブリの駆除効果を高めるためには必須です。定期的な清掃
による環境改善で駆除効果を高め、ゴキブリゼロを目指しましょう。