例年9月~10月は繁殖期で巣が大型化し、ハチによる刺傷事故が多くなります。
スズメバチなどのハチ類に刺されて死亡した人の数は2015年は23人に上っています。
人が巣に近づいたり、振動や物音で刺激を与えると、巣を守るため攻撃してきます。
屋外でハチが近づいてきたら、姿勢を低くしてハチが飛び去るのを待ち、巣から離れるようにします。
室内では、ハチは明るいほうへ向かう性質がありますので、電気を消して室内を暗くして窓を開けて
外へ飛び去るのを待ちます。
手で払いのけたり、追いかけまわしたりするのはハチを刺激することになり、刺される危険性が高く
なります。
スズメバチの巣を見かけたら、自分で駆除や巣の撤去を行わず、害虫防除の専門業者に相談しま
しょう。